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風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

直木賞受賞作品」って王様のブランチで紹介されていて、久しぶりに自分に合っているかも、と思って買った本です。本の帯に「大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語」って書いてあるんです。
最初の、「器をさがして」は、主人公の女性がが、撮影のためプリンに合う器を探すために美野まで行かされるんです。それもクリスマス日に。女上司のちょっとしたいじわるが発端。こんな女の人いたなあ、自分の周りにも、って共感するところが多かった。でも、この作品に出てくる主人公は、生き方は不器用だけど、こだわりをすごく持っている人たちばかり。
ブログやっていると、みんなプロなみにこだわっている方が多くて刺激が多いけど、こだわり派や私みたいに元気をもらいたい人が読んでもいいと思う作品でしたよ。でも、本の評価は人それぞれだからね。